ニップン『オーマイプレミアム』至極シリーズもデザイン刷新してブランドに統一感

2024年8月12日山本純子

ニップン『オーマイプレミアム』ブランドの2024年秋冬商品です。

真ん中上段は、今年春の新商品、“もちっと食感”が好評でヒット中の乾燥パスタ「オーマイプレミアム　もちっとおいしいスパゲッティ」です。そして、冷凍パスタNo.1の『オーマイプレミアム』シリーズ新商品と、ワンランク上の『オーマイプレミアム至極』シリーズ。並べると壮観です。

この秋から、『オーマイプレミアム　至極』シリーズのパッケージデザインが、従来の漆黒で重厚なものから、『オーマイプレミアム』の黒×金デザインを逆にした金×黒に変わります。中身もリニューアルして、新商品として4品、9月2日から新発売されます。

「至極のボロネーゼ」（300ｇ）は、“贅沢にあふれる粗挽き肉”のキャッチフレーズ通り、お肉のリッチ感が表現されています。生パスタのフェットチーネを使用しています。もちろん、紙トレー入り。

「至極のたらこ」（290ｇ）は、ごろっとした焼きたらこと、追いがけたらこソースの2種類の食感、味わいを楽しめる、贅沢なたらこスパですが、今回焼きたらこを増量してさらにリッチに。また、麺とたらこの絡まり具合を改良しています。具材に合わせて麺は太麺（1.8㎜）です。

「至極の蟹トマトクリーム」（300ｇ）は、「オーマイプレミアム　蟹のトマトクリーム」の約1.6倍の蟹量。ソースの中にもトッピングにも蟹！麺はソースに合わせて幅広リングイネです。今年春の情報では、至極シリーズの一番人気アイテムだそうです。

「至極のカルボナーラ」（300ｇ）は、チーズのコクと厚切り熟成ベーコンの旨みが広がる濃厚な味わい。黒こしょうが味わいのアクセントです。弾力のある生パスタ・フェットチーネを使用しています。

8月8日の新商品発表会で挨拶に立った、池尾良執行役員食品事業本部長は、『オーマイプレミアム』ブランドを乾燥パスタに展開したマスターブランド戦略にふれながら、「日本人に合うパスタを真摯に考え“おいしさ”を前面に押し出して大変好評です。そしてカテゴリー全体の成長というイノベーションも起こせました。パスタはアルデンテと考えてきましたが、消費者の皆さまに聞くと、もちっとした食感がおいしいと感じていることが分かりました。これは衝撃でした。日本人に合うパスタ、おいしさをもっと表現した商品を出して、成熟市場を活性化していきたい。ニップンはさまざまなカテゴリーでこんなイノベーションを起こしていきたいと思います」と語りました。

「おいしさ」で日本のパスタを確信する『オーマイプレミアム』について発表した、マーケティング推進部ブランド営業企画チームの増田浩太主幹です。冷凍個食パスタの市場は、昨年から今年にかけて105％の成長ですが、『オーマイプレミアム』は大きく上回る130％。乾燥パスタ市場では、市場全体が104％に対して『オーマイ』・『オーマイプレミアム』は150％と桁違いの伸びを示しています。「温度帯を横断して『オーマイプレミアム』は市場拡大に貢献している」と語りました。同乾燥パスタは、発売半年足らずで累計出荷数2500万食（1食100ｇ）を達成しています。