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化粧品の原料まで!新しいカカオの価値創造~チョコレートの明治がカカオで目指すこと

本日はバレンタインデー♡ チョコレート一色の一日になる方も多いかと。写真は、チョコレートの明治が取組む、カカオにまつわるサステナブルアクションの一端を並べた展示です。明治は最近の研究成果として、カカオから世界初の美容素材「カカオセラミド」を抽出しました。

ピンクの包みの中のピンクのチョコレートは、カカオニブ由来のカカオフラバノールエキス(ポリフェノールの一種)とカカオグルコシルセラミドが含まれる”美”を意識したチョコレート「CACAO DRIP」(ALBIONコラボ商品)です。

明治は2026年までに、明治が農家支援をした地域で生産された「明治サステナブルカカオ豆」の調達比率100%達成を目指しています。さらに、カカオの実(カカオフルーツ)からチョコレート以外の新しい経済価値を生み出していく取り組みを進めています。

1月に開催したメディアとの賀詞交歓会挨拶で、海外での菓子、牛乳、ヨーグルト、アイス事業の進展、カカオセラミド抽出の成功など、近々のトピックスを語った松田克也社長です。「健康と栄養を結びつけて新たな価値を提案し、サステナブルな社会に貢献すべく進化していく」方針を示しました。

さて、チョコレートの原料、カカオ豆は、果物であるカカオフルーツから作られること、ご存じでしょうか? 私は昨年、台湾・高雄の農業試験場で、カカオフルーツ果肉を食べさせていただくまで、きちんと分かっていませんでした。

種のまわりの白いところは、木から穫ってそのまま食べられるフルーツの実です。甘酸っぱい南国系の味わいでした。
そして種。これがカカオ豆に。
明治:チョコレートの基礎知識サイト

カカオ豆は産地で発酵・乾燥が済んだもの。それが消費地まで輸出され、それをローストして砕いて、、、とチョコレートが作られています。ローストしたカカオ豆を砕いた中身がカカオニブ。その外側の皮(カカオハスク)から、明治はカカオセラミドを抽出しました。また、食品に利用できるグルコシルセラミド、化粧品に活用できる「ヒト型遊離セラミド」も多く含まれていることを発見しました。

明治 ひらけ、カカオ特設サイト

新素材、カカオセラミドの可能性はまだまだ広がるそうです。カカオフルーツを余すことなく活用することを表現した「カカオツリー」。「カカオに関わる全ての人を笑顔にする明治の挑戦」とのこと。ワクワクしますね。

もちろん、明治の冷凍食品も健康、栄養価値の訴求が楽しみ。

明治の冷凍食品は、「明治 えびグラタン」、「同 えびドリア」、「同 銀座カリードリア」、また、昨年の新商品「明治 まるごと野菜 4種の彩り野菜カレー」「同 彩り野菜と完熟トマトのペンネ」はじめ、”オンザトレイ”商品が主軸です。

グラタン類は好調を維持して新商品の「明治 ラザニア3個入」も好評を得ているとのこと。また、銀座カリードリアの販売も伸びています。ピザ製品は前年度に段階的に終売としましたが、今年度下期はそれをカバーして売上が伸長しているとのこと。さらに年末需要期に提案した、オーブントースター調理のグラタン類が良い評価を得ています。新商品発表を控えていますが、”オンザトレイ”の新展開に期待が高まります。

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