冷凍王子・西川剛史さんの「いますぐ食べたい!冷凍食品の本(レシピつき)」12月発刊へ
冷凍王子として活躍する西川剛史さん(冷凍生活アドバイザー、ベフロティ㈱代表)の新著書「いますぐ食べたい!冷凍食品の本(レシピつき)」(自由国民社刊、A5判208ページ・フルカラー、予価1800円+税)が2022年12月に発刊の運びとなりました。
2022年10月18日「冷凍食品の日」を前に14日、記念発表会が開催されました。場所は自由国民社本社ビルです。記者団の他、資料提供など編集に協力した冷凍食品メーカーも出席しました。
「全精力をつかって寿命が縮まる思いがしていますので、魂の一部を残した本になります。いろいろな角度、切り口から冷凍食品の魅力を知ってもらおうと思いながら作成中」と西川さん。
自由国民社の竹内尚志取締役編集局長も「これまでたくさん本を作ってきましたが、かつてないすごいものになる」と太鼓判。
「西川さんの本は4冊目」という編集者西田貴史氏も「今回は実用書ではなく、文化事業と感じている。唯一無二の冷凍食品の文化を伝える本。皆様のご協力に報いたい」と挨拶しました。
続いて、西川さんから10章で構成する本の内容が紹介されました。
第8章 知って得する!?冷凍の科学は、日本の食品冷凍学の第一人者である鈴木徹先生(東京海洋大学特任教授)が監修。その一端を解説する語気はどんどん熱を帯びて、記者団もメーカーからの出席者も引き込まれていきました。鈴木先生が長年提唱している『システム冷凍』の理論、保管・流通、解凍に関する知見など、業界人も改めて体系的に知識を得ることができ、また、生活者も平易に理解できる内容となります。
第9章 知って得する!?冷凍食品の歴史トリビア18を監修した、冷凍食品ジャーナリスト山本純子(冷凍食品エフエフプレス)も編集中の内容に即して解説し、裏話など披露しました。歴史トリビアの元になっているのは、山本が編集班に加わった書籍「冷食事始 証言昭和の冷凍食品」(冷凍食品新聞社刊、1989年)です。これからのわが国の冷凍食品を思い、執筆した一文も収録していただきます。
最後は「冷食(冷凍)OK!」で!!
冷凍食品の本!発刊が待ち遠しいですね。