新景品100ℓ冷凍庫が大人気!過去最高応募の首都圏キャンペーンを秋にも実施~市冷協
首都圏の冷凍食品流通を担う問屋と賛助メーカーが集う、首都圏市販冷食連絡協議会(略称:市冷協、齊藤顕範会長)主催の消費者キャンペーン、「毎日おいしい!冷凍食品キャンペーン」(夏期、~2022年7月31日)抽選会が過日、都内会議室で開催されました。冷凍食品のパッケージに付いているバーコードを集めて応募する例年のキャンペーンですが、今回の応募総数は4万9981通と前年に比べ約9000通も増加!、過去最高の応募数となりました。
「14枚集めて応募する小型冷凍庫を景品に加えたことで、応募数が伸びました」(齊藤会長)とのこと。いま、みんなが欲しいサブ冷凍庫(セカンド冷凍庫)、その人気ぶりを証明するような格好になりました。
例年1回実施の市冷協キャンペーンでしたが、なんと、今年は10月1日~31日の『冷凍食品月間』に秋期キャンペーンも実施します!! コロナ前に継続実施してきた神奈川県の「公立展」(高校受験の中学3年生と父兄対象)での受験生応援・冷凍食品試食イベントが、展示会自体の休止で実施できないことから、年2回の開催を決めました。
そして、景品には、
好評の小型冷凍庫も! 夏期キャンペーンに続いて、14枚応募の景品「アイリスオーヤマ 上開き冷凍庫(100ℓ)」が抽選で10名様に当たります。ちなみに、前回の景品別応募数の順位は、1位JCBギフトカード(3枚応募)1万5419通、2位グルメカタログ(6枚応募)1万3534通、3位冷凍庫(14枚応募)9861通でした。当選倍率で見ると、1位JCBギフトカード514倍、2位冷凍庫197倍です。
来賓挨拶は日本冷凍食品協会の三浦佳子広報部長。「冷凍食品の話題が多くメディアに出て、一度利用を離れていたがカムバックしたという方も増えています。また、どの地域を訪ねても冷凍食品が評価され、新商品を楽しみにしている声を聞き、嬉しい限り」と述べ、10月18日の「冷凍食品の日」、10月「冷凍食品月間」に向けての広報事業を紹介しました。10月3日からは霞ヶ関の農林水産省『消費者の部屋』で週替わりの特別展。新制作のDVDを放映するほか、冷凍食品の商品バラエティやメリットなど紹介します。10月17日には消費者対象のイベントを開催(ゲストは三國清三シェフと北斗晶さん)、冷凍食品の日に向けて話題を喚起します。
賛助会員メーカーを代表しての挨拶は、ニップンの東京第2支店、岩井英明冷食営業部長。「冷凍食品のポテンシャル、将来性を肌で感じています。ロスが減らせる、環境に貢献できる食品。さまざまなコスト増は待ったなしの状況ですが、いまこそ価値訴求を進めていきましょう」と語りました。
さて、冷凍食品の価値訴求という面では、市冷協キャンペーンは応募ハガキで毎回アンケートを実施して、冷凍食品のメリットについての認知アップに貢献しています。
例えば、継続質問「冷凍食品は生産から販売まで常に-18℃以下で管理されているので衛生的です。あなたは知っていましたか?」には今回、知っていた69%(前回72%、前々回65%)。
「冷凍食品は急速冷凍をするので、作りたて・とれたての品質・栄養をたもっていますが、あなたば知っていましたか?」には、知っていた77%(前回80%、前々回73%)と回答しています。前年より少し数値が落ちていますが、今回初応募の人が35%(前回23%)を占めたことが背景と推察できます。つまり、リピート応募が増えるたびに、冷凍食品のメリット認知が高まっている訳です。
また、自由回答の個別意見は流通やメーカーにフィードバックされて、次の開発や販売に役立てています。
素晴らしいなぁと思います。
ちなみに、継続質問の「-18℃以下で衛生的」というのは、その低温では食品を腐敗させる細菌が増殖できない、という意味です。つまり、腐らない。腐らないので、保存料は不要。低温というパワーで、安全・安心をお届けしている食品なのです。