惣菜・中食など業務用展「ファベックス東京2021」開幕! テイクアウトニーズに対応、人気の『プレミアム・フードショー』コーナー
惣菜デリカ・弁当・中食・外食・給食など業務用の専門展「第24回ファベックス東京2021(FABEX TOKYO)」(日本食糧新聞社主催)、4月21日に東京ビッグサイト青海展示棟A・Bホールで開幕しました!(23日まで)。昨年は1回目の緊急事態宣言により中止。2年ぶりの開催です。今日、明日お出かけの方は、会場をお間違えなく。青海です。初日来場は9,273名とのこと。天候にも恵まれ、見学、商談、セミナー参加と多数の来場ですが、食品業界関係者ばかりなので、安全・安心リスクの専門家集団。街中を歩くより安心感がありました。大音声アナウンスは無く、試食提供も、フタ付き小分け、フォークやようじの個包装など、細心の注意を払っていることが分かります。
惣菜はこの1年、在宅が増えた方々に重宝された一方、できたて、フレッシュというメリットが、買い物頻度を減らしたい消費者には逆に作用してしまいました。ロングライフの袋入り惣菜、家庭用の冷凍惣菜などに数パーセントシフトした、と言われています。業務用市場全体でみれば、「テイクアウト」「デリバリー」といったチャネルの急伸で、メーカーもこの拡大市場に対応する食品の提供、提案に力を入れています。
会場でひときわ目立った明るいブース、ラムウエストン。今回提案している冷凍ポテトは、テイクアウトで冷めてしまっても電子レンジ15秒でカリカリがよみがえる!!優れもの。
試してみました。これは冷めたポテトですが、コーティングしてあるので、まあまあかなぁ、、、
「そうですか? では、レンジで15秒」
おおー揚げたてのようなカリ、ホクッ!! 見た目にはわかりませんが実際に食べてびっくりです。
名前は「クリスピー・オン・デリバリー」。6月ごろから市場お目見えとのことです。これはぜひ、というユーザーはお早めに。
さて、会場内でひときわ注目を集めていたコーナーは、『プレミアム・フードショー』でした。オーガニック、ハラール、ベジタリアンフードなどなど、日本でも先進国に遅ればせながらニーズの高まりがみられるジャンルです。オーガニック、ベジタリアンフードの需要は、持続可能な社会をと願う次世代の若者層がリードしていきそうです。
ニップンは、豆腐から作った独自の植物性“お肉”「SOYL PRO(ソイルプロ)」製品を紹介しています。また、家庭用冷凍パスタ「豆腐から作ったお肉のボロネーゼ」を開発スタッフが熱心に説明しながらPR。試食した方々から、その美味しさに驚きの声があがっていました。
同商品は「VEGAN(ヴィーガン)」認定のマーク付き。
同認証をしているNPO法人べ時プロジェクトジャパンも出展。
有機JASとヴィーガン認証を取得している、美勢商事の「オーガニックベジ餃子」
100%オーガニック!楽天ファームの冷凍野菜。就農支援、自家栽培、有機JAS認定自社工場(愛媛)での冷凍野菜加工と、楽天独自の取り組みが注目を集めています。
おまけです。会場では随所で、日本食糧新聞の媒体を配布していますが、「外食レストラン新聞」4月号にご注目を。