枝豆もいろいろ研究を重ねてきました。FOODEX台湾ブースを陳建斌氏と共に
開催中のFOODEX(10日まで、幕張メッセ)、台湾ブースは、初日に福原愛ちゃんのご主人が登場したそうで注目度アップ!
台湾の枝豆生産者と日本の冷凍野菜業界の連携は、約45年の歴史があります。その間、日本人の好みに合う枝豆品種の研究が重ねられてきました。今や世界のEDAMAME! 健康食品として人気爆発。写真でお気づきでしょうか。枝豆は中国語で「毛豆」というのです。確かにサヤに毛がはえていますね。
日台冷凍農産物懇談会(9日)で講演するため来日した台湾農業委員会農糧署長(日本の農水省生産局長にあたる)。陳建斌氏と一緒に、台湾ブースを見学しました。
冷凍野菜・果実の生産組合、台湾区冷凍蔬果工業同業公会ブースにて。右から同公会の総幹事を務める李さん、陳署長、私、山本です。
陳署長は、約30年前に台湾の冷凍食品協会設立に尽力した功労者です。枝豆を見ながら「今はこの高雄9号が人気だね」とのこと。確かに9号、大粒で良い味わいです。もちろん、毛豆、茶豆もあります。ぜひ、これから会場に行かれる方は、食べ比べに立ち寄ってください。
冷凍水産物の団体も出展。鰻をはじめ、ティラピア、桜えびなどおなじみです。
これは何だかわかりますか?冷凍ではないのですが。。。
珍味、からすみです。ロウで固めて熟成させたもの。初めて見ました。しかも美味しい!! 日本人よりヨーロッパ関係のブースから多数の方々が見に来ているそうです。
お茶も台湾の重要な農産物なのでチェック。昨年の世界緑茶コンテストで賞を取ったというお茶をいただいてティー・ブレイク。
陳署長が「日本市場でも高い付加価値がある商品」と評価したのは、このにんじんジュース(常温)。にんじん生産者が自らブランド化した旬の生鮮から絞った無添加100%ジュースです。ふつうのにんじん100%ジュースのほか、紫、黄色もあって、とても珍しい。農糧署指導で、農薬管理、トレーサビリティ徹底で信頼感あり、輸出実績もある農業法人です。
生鮮品、加工用生鮮品に加えて、ジュースの事業は6年の実績。
二次元バーコードで生産情報を提供しています。台湾の百貨店、高級スーパー、エバー航空のビジネスクラスなど採用されているそうです。試飲してみると自然の甘味が濃くてフレッシュ。紫や黄色のにんじんジュースは、80%にんじん、20%はマンゴーなどのフルーツジュースをミックスしています。濃縮還元とは一味違う美味しさで瓶詰め常温はGoodですね。粒状にカットして絞る製法で食物繊維も入っています。
「GROBAL G.A.P.認証、ハラル認証も取得済みです」とVDS(活力東勢)社の許月霞執行長。お肌つやつやで、にんじん健康パワーを感じました。