ノーチェンジ&ノーストレス「えらぶだけでサステナブル」~味の素冷凍食品の新スローガン
味の素冷凍食品は3月18日、東京・銀座の本社事務所で、「環境への配慮」の進化 記者発表会を開催しました。コンセプトは「ノーチェンジ&ノーストレス」。新スローガンは「えらぶだけでサステナブル」です。写真は(左から)高橋政光原材料部長、鳥垣淳子執行役員コーポレート本部戦略コミュニケーション部・原材料部管掌、源田達章戦略コミュニケーション部長。
鳥垣執行役員は、「ネガティブインパクト(負の影響)を着実に低減するだけではなく、一歩進んでポジティブなインパクト(よい影響)を創出していくことを目指しています」と味の素グループが事業活動を通じて目指す企業価値を解説。「環境貢献への取り組みを、企業側からのアプローチによって、生活者の皆さまが自然に環境に貢献できる仕組みをつくること」を考え、味の素冷凍食品が実践してきたこと、これからのことを紹介する発表会だと挨拶しました。
発表会には、80名を超えるメディア関係者が出席しました。サステナブルは関心の高いテーマです。その一人一人に、焼きたての「AJINOMOTOギョーザ〈コクうま味噌ギョーザ〉1個が配られ、食べました。
「食べるだけで環境貢献活動に参画したことになる」(源田部長)というのが、「えらぶだけでサステナブル」です。
「環境への配慮」について生活者は、「変わらないといけない」といったネガティブな気持ちを持ちがちですが、それを変革して「変わらなくていい」にしていくことが、同社の目指すところ。
「えらぶだけでサステナブル」な商品・サービスを提供することによって、生活者が「えらび」、さらに「環境への配慮」を実感できるようにするのが2030年度に向けた目標です。
実感スコア目標は、2030年に50%以上。

同社の環境への配慮スコア目標は次の通りです。

着実に実践し、それを可視化することで、「えらばれる」冷凍食品になるのですね。

高橋部長からは、同社工場で2021年から4年連続、資源化率100%を達成していること。さらに原料産地の方々と連携して資源化から資源循環へと取り組みを進めていることについて解説がありました。
昨年5月、宮崎県の畑で立派なキャベツの収穫を見学したことを思い出しました。同社が取り組んでいる資源循環スキームは、工場から出た残渣が養豚の飼料になり、豚ぷんが堆肥に、その堆肥を使用した畑で収穫された作物が工場の生産に使用されて、ぐるぐる回るというものです。

四国工場ではたまねぎ(2023年5月~)、九州工場ではニラ(2024年4月~)、キャベツ(2025年5月~)、中部工場でキャベツ(2025年12月~)、関東工場でキャベツ(2026年1月~)と現在国内4工場で資源循環スキームを実現しています。今年は四国工場でもキャベツでの循環スキームが実現予定です。
そんな事例も含め、味の素冷凍食品のサステナビリティ取り組みは常にさまざまなことが発信されています。食品の価格が上昇し、節約志向も強まる昨今ですが、価格最優先ではなく、「環境への配慮」を重視し、共感する購買行動は、主に若い世代に顕著たどいわれています。「えらぶだけでサステナブル」のスローガンでは、未来へ向けてのチャレンジも可視化しています。未来に生きる人たちの共感が生まれることになります。
発表会では、農林水産省「食料システム法」認定取得にも触れ、また、若い世代に理解を深めてもらう取り組みとしての教育機関との連携、学校法人角川ドワンゴ学園との共創プロジェクトも紹介しました。同プロジェクトでは、まず、同社の環境への取り組みを学ぶデジタル授業を2026年5月から実施予定です。
農水省主催の鼎談「食の未来、総力でひらく」に味の素冷凍食品寺本博之社長が参加






