SMTS2026、冷凍は「トレンド」から「ゾーン」に昇格、スーパーマーケットの成長カテゴリーとして注目

スーパーマーケットの総合展、一般社団法人全国スーパーマーケット協会主催「スーパーマーケット・トレードショー2026(第60回)」は、2月18日から20日まで幕張メッセ全館を会場に開催され、会期中8万人を超える来場者で賑わいました。写真は、4ホールの「冷凍ゾーン」。前年まで冷凍食品は「食のトレンドゾーン 冷凍×食」というタイトルで、「トレンド」の扱いでしたが、今年は「ゾーン」に。
スーパーマーケットにおいて、冷凍食品の地位が上がったような気がします。
「ご当地冷凍食品」ピックアップ展示コーナー(9ホール)も大変な賑わいでした。
会場で目を引いた、冷凍食品関連トピックスをご紹介します。
VIP中華食堂も設けている「大阪王将」ブランドのイートアンドフーズは、今年も黄色の看板が目立つ大ブースでした。
今年のポイントは、惣菜売場向けの業務用展示を充実したこと。
「小籠包が大人気!」だそうです。
また、チャネル別の豊富な品揃えを展示しました。海外向けは特に期待アイテム。同社ではアジアに続いて今年はアメリカ西海岸に外食店の出店を予定しています。
「冷凍ゾーン」は、イートアンドフーズから通路を挟んで、“餃子ストリート”?のような構成になっていてびっくりでした。
初出展のCJ FOODS JAPANは、3月発売の新商品「マンドゥ餃子」の試食と、お笑い芸人狩野英孝さん起用のYouTube動画でPR。
一般社団法人焼き餃子協会のブースでは、小野寺力代表理事が餃子試食と共に、「JAPAN餃子大賞2026」(㈱講談社BECK主催、焼き餃子協会共催)をアナウンス。同氏曰く「餃子を焼くなら米油」だそうで、協力企業の㈱J-オイルミルズの相楽氏㊨とポーズ。
詳しくはJAPAN餃子大賞2026サイトで。昨年は首都圏の餃子店が対象のアワードでしたが、今年は、「惣菜餃子部門」「通販餃子部門」を設けています。冷凍食品PR連盟も協力します。
特大餃子オブジェが目立ったのは、信栄食品です。オリジナル餃子の受託製造をアピール。ずらりと並べたPBなどのパッケージが目を引きました。
初出展の千房ホールディングス。
パッケージリニューアルの効果があり、売上アップにつながっているそうです。
米国ポテト協会ブースは今年も、ラムウェストンジャパン、シンプロット・ジャパンのブースも含めて、試食、展示でアピール。
すごい人だかりなので覗いてみたら、ポテトのPOPメッセージの人気投票をして試食、という仕掛け。え!夜食にポテト?!が人気ですか?

確かに、ポテトは一番人気の冷凍食品。昨年の冷凍ポテト輸入は、円安もあって価格は倍増以上に高騰したのですが、数量で約45万トン、前年比106%。
驚いたのは、コレ。JALUXの開発商品、「巻き寿司用冷凍シャリシート」! なんと海苔付きです!
VIPレストラン併設のニップンブース。絶好調の『オーマイプレミアム』の豊富なラインナップを紹介(常温品、冷凍食品)。イタリアンの巨匠、落合務シェフの実演セミナーやサイン会でにぎわっていました。

冷凍ゾーンでは、冷凍自販機「ど冷えもん」のサンデン・リテールシステムブースで、アイスのキャッチャーゲーム機(クレーンゲーム)と、

特大のダイヤルがおもしろい、アイスクリームガチャが展示。注目を集めていました。ゲームセンターでは、景品にアイスや冷凍食品も活用し始めていて、保冷剤の対応もしているそうです。
1回100円で高級アイスがゲットできれば嬉しいですが、そんなにたやすくは取れないようです。
日清食品『完全メシ』ブースでは、「100奥円ブランド」への成長をアピール。
もちろん『冷凍 完全メシ』の展示も。いわゆる“置き冷凍食品”の完全メシスタンド。EC販売しているアイテムを活用しています。
スーパー向けの家庭用商品『冷凍 完全メシ』は、昨年秋のリニューアル以降、急伸しています。
トモシアホールディングスのブースでは、新開発のエクアドル産「ほうれん草」が注目商品に。
圧倒的に優位な品質、おいしさをPRする試食。説得力がありました。
名古屋のマリノが展開する冷凍ピザ。
生地の重量よりチーズの方が多い、という「たっぷりチーズのピッツァ」が注目の新商品。
大谷翔平選手のパネルが目を引く日清製粉ウェルナのブースは、今年リブランディングした『青の洞窟』。少しライトになったブルー一色のブースに新キャッチコピー、「イタリアンをもっと奔放に 青の洞窟」。
「冷凍ゾーン」ばかりでなく、加工食品、生鮮ゾーンでももちろん、「冷凍」は大活躍。
ケンミン食品は、「焼ビーフン」とグルテンフリー・ラーメン『GF RAMEN LAB』でブースを構成。
金印物産の『冷凍薬味』シリーズは、ラインナップがますます充実。「本わさび」「おろししょうが」は、生協ルートで大反響を得て、倍容量の20袋入商品も登場。
しょうがやにんにくは、料理の下味付けにも便利に活用されるようになったそうです。添加物を最小限に、すりたて、刻みたての風味を活かす冷凍薬味。いよいよ新時代が来たのでは、と感じました。






