ジャパンフードサービス『甲子園ヒーロー揚げ』（兵庫県）：冷食番長タケムラダイ　ご当地冷凍食品☆全国制覇への道～👣第１２歩

2025年6月1日2025年5月30日 Takemura Dai

押忍！冷食番長のタケムラダイだ！

あったけぇ日差しが気持ちいい季節になってきたな。
ガキんちょがいる家じゃ、運動会の話も出てきてんじゃねぇか？
昔はよ、運動会っつったら秋の風物詩だったが、最近は暑すぎるとか、熱中症対策とかで、5月から6月にやる所が増えてきてるらしいや。

運動会と言やぁ一番の楽しみだったのは弁当だよな！
ってなわけで、今回紹介すんのは弁当にピッタリな、兵庫県は西宮市発祥の「甲子園ヒーロー揚げ」っつー冷凍唐揚げだぜ。

ジャパンフードサービスがブチかましてる商品なんだが、コイツが甲子園球場の熱気さながらの、とんでもねぇシロモンらしいからよ、最後までしっかり読みやがれぃ！

■「甲子園ヒーロー揚げ」ってなんだ！？

2018年に誕生した、ジャパンフードサービスの「冷凍甲子園ヒーロー揚げ」だが、まずはこの変わった名前の由来が気になっちまうよな。

具体的な成り立ちはよく分かんねぇらしいけど、いつの間にか全国的に鶏の手羽中の二つ割りを「ヒーロー」って呼ぶようになったらしいんだ。
中国語の「鶏肉（チーロウ）」の発音が由来になってるとか、ガキんちょに大人気の唐揚げだからヒーローにあやかったとか、色々言われてるらしいが、どれもホントかどうかは定かじゃねぇ。
だけどよ、西宮じゃ昔から、この手羽中を使った唐揚げがずっと愛されてきたんだとさ。
つまり、西宮市の甲子園町が生んだ、手羽中（ヒーロー）を使った唐揚げだから「甲子園ヒーロー揚げ」ってわけだわな。

■「甲子園ヒーロー揚げ」誕生秘話！

この「ヒーロー」を西宮発のご当地唐揚げとして、「甲子園ヒーロー揚げ」って名付けて、全国に、いや全世界に広めていこうって考えたのが、「西宮・甲子園ヒーロー揚げ推進委員会」の連中なんだ。
甲子園のあたりのお店を中心に10店舗以上の外食店が加盟して、自分のお店で客に勧めたり、グルメイベントに参加したりしてんだと。

ひと手間かけて骨を露出させた独特の形状だから、「骨つきなのに食べやすい！」っつって、ガキんちょのおやつやおかずにも重宝するし、父ちゃん、母ちゃんの酒のつまみとしても瞬く間に大人気になったんだと。

店ごとに違う味が楽しめるのも「甲子園ヒーロー揚げ」の魅力の一つでよ、

１．食べやすい手羽二つ割り
２．サクサク衣
３．香るにんにくしょうゆ

っていう３つのルールを守りながら、店独自の個性を出してるらいぜ。

左手にビール持って、右手でヒーロー揚げをパクっ！
さすが、甲子園発祥だけあって、野球観戦にもピッタリだが、運動会の弁当にはもってこい！ってなもんよ。

■そして「ヒーロー」は全国から全世界へ！

そんな地元の取り組みに感銘を受けたジャパンフードサービスは、西宮・甲子園ヒーロー揚げ推進委員会の代表「じゅげむ」っつー居酒屋さんと組んで、「甲子園ヒーロー揚げ」を全国へ、全世界へ広める活動を手伝い始めたんだ。

だが、全国に届けるための量産体制は、そんなに簡単なもんじゃ〜なかった。
「甲子園ヒーロー揚げ」は食べやすいように、骨を露出させなきゃいけねぇんだけど、これは機械じゃできねぇ工程で、手作業でやるしかねぇんだ。

世界中に甲子園ヒーロー揚げの美味しさを届けてぇって思ってたけど、これでは製造が追いつかねぇ。

そこで、ジャパンフードサービスの協力工場の中から、手伝ってくれる企業を探したところ、やっと見つかったのはタイの大手企業でよ、首都バンコクから車で３時間半。
じゅげむの店主、山﨑哲氏（←チキン大佐って呼ばれてるらしいぜ！いつか番長とタイマンか！？）と一緒に、その工場を訪れて、熱心に技術指導をしてやっとこさ完成にこぎつけたってわけよ。

■実食レビュー

早速、俺様も食ってみたぜ。
調理方法は、揚げ調理済みの「甲子園ヒーロー揚げ」を油で揚げ直す方法と、オーブントースターで加熱する方法の二通りがあるんだが、冷凍のままオーブントースターで１２分〜１５分くらい加熱すんのが楽チンでオススメだ。

骨付きなのに、肉が驚くほどスルッと取れるから、マジで食いやすい。